出版社内容情報
すみれちゃんは、夏休みにようかいばあちゃんちにやってきました。ひとばん家にとめてもらうのです。日暮山にちょうどお日さまがしずむところでした。山の上は真っ赤です。まわり中がビカビカして、こわくなってきました。それで、家の中にむかって大声でよびました。「ようかいばあちゃーん。きて! すぐに きて!」
内容説明
これはなんなの?ビカビカ!「ああ、おおまがどきだ」すみれちゃんとようかいばあちゃんのふしぎな夏休み―。
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(ともに新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(岩崎書店)でひろすけ童話賞、『たぬきの花よめ道中』(岩崎書店)で日本絵本賞受賞
種村有希子[タネムラユキコ]
1983年北海道生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。『きいのいえで』(講談社)で第34回講談社絵本新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
3
シリーズ5。わたしは「おおまがどき」ではなく「おうまがどき」の方で覚えていたので、ここでは「逢魔時」ではなく「大禍時」の表記なのだと理解します。さて、秋の妖怪村にやってきたすみれちゃん。91歳の妖怪ばあちゃんちに一泊するすみれちゃんは、何か「おもしろいこと」が起こりますようにとお地蔵さまにお願いしました。妖怪ばあちゃんの応援もあってか、本当に不思議なことがいくつか起こりました。なかでもすごかったのは、「大禍時」が見せてくれた摩訶不思議な光景。こんなことが起こるからこそ「大禍時」と言うのだと思いました。2024/09/01
刹那
0
シリーズなのかも2025/03/19