風景とローカル・ガバナンス―春の小川はなぜ失われたのか

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風景とローカル・ガバナンス―春の小川はなぜ失われたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784657140067
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C1031

内容説明

人にとって、社会にとって風景とは何か。住民、自治体、NPOなどがいかに協働して「劣化」をくいとめる主体に成長していくか、異分野から集まった七人の研究者がその理論と実践を論じる。

目次

いま、風景とローカル・ガバナンスを問う
庭の思想にみる日本の風景(山水都市の運命を担う市民社会)
風景をつくる主体(コミュニティが支配権をもつ風景―そこに住む者が風景をつくる;住民参加の手づくり公園が風景に変わるとき―二つの「きょうどう」から生まれるもの;風景の破壊と再生のはざまで―土木の景観論のめざすもの;自治の主体の成立条件と風景―人はどうやって風景を育む主体となるか)
風景をとらえる新たな手法(風景の人間的意味を考える―「なつかしさ」を手がかりに;風景分析のための方法とその成果―旧開田村の事例を対象に)
現代社会にとって風景とは

著者等紹介

中村良夫[ナカムラヨシオ]
東京工業大学名誉教授。1938年東京都生まれ。東京大学工学部卒業。日本道路公団で実務に携わった後、東京大学工学部、東京工業大学、京都大学で景観工学の研究と教育に従事。工学博士。広島市の「太田川堤防」(土木学会デザイン賞特別賞)、などの計画・設計に景観工学の理念と手法を導入。設計・監修した「古河総合公園」は、ユネスコの「メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞。主な著書:『風景学入門』(サントリー学芸賞、土木学会著作賞)、『風景学・実践篇―風景を目ききする』(土木学会出版文化賞)、『都市をつくる風景―「場所」と「身体」をつなぐもの』(国際交通安全学会賞)など

鳥越皓之[トリゴエヒロユキ]
早稲田大学人間科学学術院教授。1944年沖縄県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得。文学博士。日本社会学会会長。専門は環境社会学。「生活環境主義」という環境の理論を作り上げたことで知られている。主な著書:『地域自治会の研究』(福武直賞)、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あんころもち

6
「風景」とは何か。「景観」と異なり、「人の思いが投影される」というのが一つの答えであるように思われる。 そう考えると、「風景を良くできるか」という問題に突き当たる。価値観、生活リズム、職業、近くに住んでいる人でもバラバラである。風景が違って見えるのは最早不可避であろう。その中で官が景観保護を打ち出しても、それは個々の風景とは無関係な平均値になりかねない。そこに、ローカルガバナンスという、「官による統治」ではなく「住民による協治」の考え方が生まれる。従来官に任せがちであった、風景に積極的関与(川の掃除、公園2015/01/01

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