内容説明
「未曾有の災害」は過去のものになったのか?忘却と記憶の風化に抗い、いま「3・11」から再び思考を開始する。
目次
巻頭言 「3・11」―平和研究の再出発
依頼論文(序―東日本大震災及び福島原発事故に伴う被害について;低認知被災地における市民活動の現在と課題―茨城県の放射能汚染をめぐる問題構築;政治的エコロジーと新しい政治の時代のために―ポスト3・11の政治を考える)
投稿論文(日本の近代国家建設における「東北」―軍国主義と経済成長の時代をこえて;原発震災から開発研究を再考する―開発政治の超克に向けて;自由とサステイナビリティは接合しうるか―「創造的復興論」再考)
書評