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中世ヨーロッパの教会と民衆の世界―ブルカルドゥスの贖罪規定をつうじて

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784657094018
  • NDC分類 198.023
  • Cコード C1022

目次

第1章 新しい贖罪規定の出現とその展開(古代の贖罪制度と新しい贖罪規定の出現;新しい贖罪規定の展開 ほか)
第2章 ブルカルドゥスの『教令集』と贖罪規定「矯正者・医者」(ブルカルドゥスと『教令集』;ブルカルドゥスの贖罪規定の素材とテキスト ほか)
第3章 贖罪の方法・期間および代償方法(贖罪の方法と期間;パンと水による贖罪に代わる方法)
第4章 中世における民衆の世界(景観と生活の枠組み;迷信(異教的伝統、魔術)―魔術的世界観 ほか)
試訳 ブルカルドゥス『教令集』第19巻「償いについて」第1~5章

著者等紹介

野口洋二[ノグチヨウジ]
1933年東京に生まれる。1962年早稲田大学大学院博士課程を修了。1966~68年ジュネーヴ大学に留学。早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授。西洋中世の宗教政治史・文化史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じろ

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キリスト教が内面化する以前の異教的、ゲルマン的世界の一端。ブルガルドゥスの贖罪規定書の抄訳付き。2014/11/09

水紗枝荒葉

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「ブルガルドゥスの贖罪規定書」(11世紀)を翻訳して具体的に検討した本。初期中世のヨーロッパ民衆はキリスト教にまったく教化されておらず、多くの迷信・俗信・異教的伝統を抱えていたことが、キリスト教側の文献である贖罪規定書からうかがえる。「太陽信仰ってこのくらいの罪だったんだ」「殺人がこの程度だったんだ」「魚による性的迷信ってなんだよ」など、割と俗な楽しみ方ができる。2023/12/05

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