乳がんの政治学

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657034144
  • NDC分類 495.46
  • Cコード C1036

内容説明

アメリカの女性たちは、乳がんとどう闘っているのか。毎年約4万人が乳がんで死亡する現状を大統領や議会に訴え続けて、ついに乳がん研究費を勝ち取っていく。ベビー・ブーム世代を中心にしたこの草の根運動は、1993年に260万人の署名をクリントン大統領に手渡し、運動のエポックを迎える。著者自身も乳がんを体験。その体験と豊富なインタビューを通して、乳がんと闘う女性たちの姿を克明に描く。

目次

1 乳がんの問題―個人の健康と公衆の健康
2 政治と政府の対応―1920年代から70年代まで
3 政策企業家―研究アドボカシー(1975~1990年)
4 組織的な乳がんアドボカシーの出現
5 乳がんアドボカシーの動員―さまざまな資源と発展(1990~1993年)
6 全米乳がん連合―政治の場への影響力行使
7 政治の場と機会の窓(1991~1993年)
8 結論

著者等紹介

久塚純一[ヒサツカジュンイチ]
早稲田大学社会科学部教授、早稲田大学国際福祉研究所所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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