内容説明
高齢者ケアと乳幼児保育を融合・連携させ、対費用効果やケアの質の向上、高齢者の生きがいづくりと子どもへの教育効果などを狙った、「幼老統合ケア」の取り組みを解説。デイサービス・宅老所、複合施設、子育て支援、社会福祉協議会、それぞれの場で先進的に取り組まれている、幼老統合ケアの実践例を紹介。経費、助成、設備、人材、交流のためのプログラムなど、幼老統合ケアを始める上で、気になるポイントに、Q&A形式でわかりやすく回答。
目次
1章 子どもと高齢者をつなぐ「幼老統合ケア」のすすめ(「幼老統合ケア」の意義;老人・子ども・コミュニティ―「人間の三世代モデル」の視点から ほか)
2章 先進事例からみる多様な取り組みとその効果(高齢者デイサービス・宅老所での幼老統合ケア;複合施設での幼老統合ケア ほか)
3章 幼老統合ケアを行うために Q&A(幼老統合ケアのポイント;実践入門編 幼老統合ケアを始めようQ&A ほか)
第4章 資料編(全国の幼老統合ケアを行っている施設;参考文献 関連団体)
著者等紹介
多湖光宗[タゴミツムネ]
幼老統合研究会代表、社会福祉法人自立共生会理事長、医療法人創建会理事長、ウエルネス医療クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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