内容説明
伝承的な集団遊びである“群れ遊び”が、子どもたちの中から消えた、それは、ついに子どもたちから、健康な生活をする能力を奪ってしまった。本書は、子どもたちの心とからだの発達に、もっとも影響を与えた“群れ遊び”のもつ意味とその復権を、最新の幼児健康学にもとづき、深く、やさしく述べる。子どもたちにとって本当の健康な心身とは何かがわかる、幼児教育者、お母さん方の必読書。
目次
1章 からだが表現していること―生活の見なおし(子どもの足を考える;子どもの手がおかしい;子どもの姿勢が悪い;肥満とやせすぎがふえている;知恵で対応しよう)
2章 動きが表現していること―運動遊びの見なおし(遊びがおとな型になっている;伝承遊びを見なおそう;ヤラセはひかえて遊ぶ子にしよう;遊びには四間が必要)