内容説明
新しい年度が始まる4月だけではなく、子どもたちの状態が不安定になりやすい長期休暇後の9月、1月にも「学級びらき・授業びらき」を行うと、心新たに学校生活を送れるようになります。たとえば年度初めに立てた「目標」も、中だるみしたり、忘れてしまったりすることがよくあります。それを途中で見直すことで、子どもたちは再び新鮮な気持ちで取り組みます。この本は、そんな知恵とワザが満載の学級担任必読の書です。
目次
プロローグ 学級びらき・授業びらきは、年度初めだけではない
1 学級びらき・授業びらきで、めざす子ども、めざす教師(「学校はたのしいところであらねばならぬが、歯を食いしばり涙をこらえてがんばるところでもある」に賭ける;教室をつくる5つの誓いに「心を込める」 ほか)
2 学級びらき・授業びらきは、「教師主導」で行ってこそ、子どもは育つ(学級びらき・授業びらきで取り組みたいこと;教師が授業びらきで仕掛けていくこと)
3 教師は、学級びらき・授業びらきで学習規律・学びの方法を教える(学級びらき・授業びらきに子どもに語りかける11のメッセージ“授業編”;学級びらき・授業びらきに子どもに語りかける8のメッセージ“生活編”)
4 「見つけ学習」で「教育実践の日常化」を図る(学力観としての「見つけ学習」;授業びらきで「見つけ学習」を会得させる)
5 学級びらき・授業びらきに心したいこと(えこひいきをしない担任教師になる;前年度までの記録を見直す ほか)
エピローグ 「焦るな、はやるな、いらだつな」
著者等紹介
前田勝洋[マエダカツヒロ]
豊田市内に校長として勤務し、2003年退職。求められて小中学校現場を『学校行脚』して、教師たちと苦楽を共にしている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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