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内容説明
いじめが深刻な社会問題となった80年代から今日までの25年を総括し、その間のいじめ及びそのとらえ方の変質、子どもたちの攻撃性の由来、家庭・学校・諸機関の連携のあり方等を考察しながら、「子どもの自立」を目指した問題解決の方向を提示する。
目次
序章 イギリスでいじめ問題を考える―人間性の洞察(イギリスのいじめ問題;いじめ加害者とその家族 ほか)
第1章 いじめ問題の発生と展開―いじめの社会問題化(「いじめ問題」の発生;政治・政策課題としてのいじめ問題 ほか)
第2章 いじめといじめ問題のしくみ―多様ないじめ論(いじめのとらえ方;学校教育組織の隠蔽体質 ほか)
第3章 いじめの背景と周辺―「過剰消費社会」と青少年の攻撃性(青少年の攻撃性;消費社会と学校 ほか)
第4章 いじめ問題の責任と連携的介入―学校・家庭・地域(いじめ問題の責任;いじめ問題への介入 ほか)
著者等紹介
今津孝次郎[イマズコウジロウ]
1946年徳島県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。1974年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。1995年博士(教育学)名古屋大学。京都大学助手、三重大学助教授、名古屋大学助教授、名古屋大学教授を経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専攻:教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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