内容説明
オープン・スペースを生かした個性化教育で20年間の実績をもつ愛知県東浦町立緒川小学校の「横断的・総合的学習」における取り組みを紹介。社会の変化に対応できる資質・能力を「生きる力」とし、それらをはぐくむために「環境」「国際」「人間」の3領域を基軸にした学習活動を展開。子どもや、学校・地域の実情に合わせて、子どもの興味・関心に基づく内発的な欲求を大切にしながら、教師と子どもがともに創り上げる横断的・総合的学習の全貌。平成9年度より文部省研究開発学校の指定を受けた緒川小学校の初年度の実践を集約。
目次
第1章 緒川小のめざすもの(本校の個性化教育の考え方;本校の教育活動の全体像;本校の学習活動を支えるもの)
第2章 教科における個別化・個性化をめざした学習(週間プログラムによる学習;算数マスタリー・ラーニング;はげみ学習)
第3章 子どもの思考の連続性を重視した横断的学習(横断的学習のめざすもの)
第4章 子どもの思いを大切にした総合学習(総合学習のめざすもの)