内容説明
私たちは、子どものひとりひとりの生きる営為の中に、自立への願いや努力を確実に読みとらなければならない。それを支え援けることによって、生きる営為をより強靱なもの、より柔軟なものへと育てていくことが要請されているのである。
目次
1 人間形成の理念はどこに
2 教育の前進を阻むもの
3 日常的思考の可能性
4 追究活動の土台と通路(内田義彦氏における「共感」;重松鷹泰氏の「共存の感情」)
5 子どもの可能性と教育
4 自立にみちびく授業の組織
7 子どもをひきつける教材
8 社会認識としての授業実践・研究
終章 人間であること