内容説明
警察組合内部の不正を調査する大陪審が招集され、弁護士のポールは、証言を要請された帳簿係の警官の代理人となるが、大陪審を指揮する判事アコースタは、ポールの因縁の仇敵で、前途多難が予想された。ところが、折りも折り、ころもあろうに売買教唆の現行犯でアコースタが逮捕される。ポールらは快哉を叫ぶが、運命は皮肉な成行きを用意していた…法廷サスペンスの雄、マルティニの最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
慧の本箱
3
第1作『情況証拠』での因縁の仇敵アコースタ郡裁判所判事と今回も冒頭から警察組合の不正疑惑の件でもめて、マドリアニは頭痛の種を抱え込みます。ところがそのアコースタ判事が売春教唆並びに殺人の罪で逮捕されたからびっくり!そんなこんな、なんじゃかんじゃでマドリアニは弁護を引き受けることになって、同僚ハリーはもっとびっくり!2016/01/06
tai65
2
星4・52020/02/10
ゴリゾウ
0
白石朗 訳/警察組合内部の不正を調査する大陪審が招集され、弁護士のポールは、証言を要請された帳簿係の警官の代理人となるが、大陪審を指揮する判事アコースタは、ポールの因縁の仇敵で、前途多難が予想された。ところが、折りも折り、こともあろうに売春教唆の現行犯でアコースタが逮捕される。『カバー』 #1768-12004/05/02