内容説明
多彩な研究分野と食の現場から学ぶ。
目次
第1部 作る(洛中で酒をつくるということ;耕すということ;「和食」のなかの漬物 ほか)
第2部 食べる(命は食にあり;俳諧の季語と和食―夏の甘酒、冬の甘酒;和食材の食品機能性 ほか)
第3部 通わせる(料理屋という食のいとなみ;「おもてなし」と和食の質;まちづくりから食を考える ほか)
著者等紹介
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
京都府立大学文学部特別専任教授。遺伝学
母利司朗[モリシロウ]
京都府立大学文学部教授。和食文化学・俳文学
平本毅[ヒラモトタケシ]
京都府立大学文学部准教授。経営学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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作る:洛中で酒をつくるということ 耕すということ 和食のなかの漬物 発酵の原理と和食 酒と米 食と出版文化―近世前期における文芸と料理書を中心に 日本のなかの牧畜文化 食べる:命は食にあり 俳諧の季語と和食―夏の甘酒、冬の甘酒 和食材の食品機能性 ご飯を主食とした和食における糖代謝を考える 方言と和食文化 通わせる:料理屋という食のいとなみ おもてなしと和食の質 まちづくりから食を考える イギリス人のみる和食―食における日英相互認識の食い違い ユネスコ無形文化遺産と和食2021/05/12
2021 GT
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「和食」というキーワードで書かれた本書は麹や日本酒・味噌の製造方法、イギリスの食文化との比較、マーケティング、無形世界遺産への登録の経緯など多岐にわたっており、よく言えば幅広くカバー、悪く言えばまとまりがないようにも感じますがところどころ興味深い考察があります。2024/01/23