中世の迷信

中世の迷信

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  • サイズ B6判/ページ数 228,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028148
  • NDC分類 387
  • Cコード C0022

出版社内容情報

 異教から迷信へ、中世初期の魔術師と占い師、村の迷信、中世末期の魔女のサバトとシャリバリ、都市の迷信まで、キリスト教と迷信が錯綜した歴史をアナール学派第四世代が解く。図版多数。

内容説明

魔術師と占い師、降霊術、夢と悪魔、魔女とサバト、結婚とシャリヴァリ―時代とともに変化してきた歴史的産物「迷信」を解く、アナール学派第四世代による『新しい歴史学』。

目次

第1章 ローマとラテン教父における「迷信」概念の基礎
第2章 異教から「迷信」へ
第3章 中世初期の魔術師と占い師
第4章 村の「迷信」
第5章 中世末期の魔女のサバトとシャリヴァリ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

12
ジャック・ルゴフとルネ・レモン監修のもと、1988年に出版された『宗教的フランス史』全4巻のうち第1巻の一部を訳したもの。がっつりアナール学派。イタリア、ドイツ、オランダなどでもこの部分だけ単行本化されているらしい。<迷信>概念の変遷をブローデル的な<長期持続>の中で辿る、とてもアナール学派らしい本。おどろおどろしいエピソードが挿絵も訳出部分は全部収録されている。2020/01/08

スズツキ

4
『狼と香辛料』のネタ本のひとつ。研究者以外が読んでも専門的すぎてあまり楽しめない可能性が高い。2015/05/24

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