内容説明
歴史書からは十分に伝わってこない古代人の姿と彼らの日常生活。簡牘に記された「喜」という人物の生涯を軸として、古代社会を構成した市井の人々の姿をいきいきと描き出す。出土資料から見えてくるのは、歴史書に記された傑出した人物ではない、従来知りようのなかった基層社会を生きた古代人の姿である。
目次
第1章 人の誕生
第2章 出生届―中国古代の戸籍制度
第3章 喜をとりまく人たち―家族制度・郷里制度
第4章 書記官への道―教育制度
第5章 役人生活の始まり―地方行政制度・裁判制度
第6章 結婚と夫婦関係―婚姻制度
第7章 従軍生活―秦の戦役史と軍事制度
第8章 喜のそれから
第9章 老いと死―人生の終わりに
著者等紹介
宮宅潔[ミヤケキヨシ]
1969年岡山県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学(東洋史学専攻)。京都大学博士(文学)。京都大学人文科学研究所教授。専攻は中国古代制度史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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