目次
序章 乾燥地のサンゴ礁とサンゴ利用
第1章 紅海沿岸地域におけるイスラーム時代の諸遺跡―サンゴ造りの港市
第2章 サンゴ造建築構法
第3章 サンゴ造建築の保存修復技術
第4章 紅海産黒サンゴ生態・採取・加工―イスラームの数珠がつなぐ自然と文化
第5章 ペルシア湾の真珠―海からの贈り物
第6章 サンゴ礁地形と潮汐条件との関係から見た隆起サンゴ礁島へのアクセスと資源利用の形態
第7章 乾燥地のサンゴ海をめぐる資源の利用と管理―スーダン紅海沿岸ドンゴナーブ村の漁撈文化
終章 なりわい生態系としてのサンゴ礁―棲み込み連鎖の一員としての人間をめぐって
著者等紹介
西本真一[ニシモトシンイチ]
サイバー大学世界遺産学部客員教授、また早稲田大学エジプト学研究所招聘研究員、武蔵野大学環境研究所客員研究員。工学博士。早稲田大学理工学部建築学科卒業(1982年)、同大学大学院理工学研究科博士後期課程修了(1987年)、同大学理工学部助手(1987年)、同大学理工学研究科特別研究員(1990年)、同大学理工学部専任講師(1992年)、助教授(1994年)、サイバー大学世界遺産学部教授(2007年)を経て、2012年より現職
縄田浩志[ナワタヒロシ]
秋田大学国際資源学部教授/総合地球環境学研究所客員教授。早稲田大学第一文学部史学科卒業(1992年)、ハルトゥーム大学大学院アフリカ・アジア研究所民俗学科ディプロマ課程修了(1994年)、京都大学大学院人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻修士課程修了(1996年)、同博士課程修了(2003年)。博士(人間・環境学)。鳥取大学乾燥地研究センター講師(2004年)、同准教授(2007年)、総合地球環境学研究所研究部准教授:「アラブ社会におけるなりわい生態系の研究」プロジェクトリーダー(2008‐2013年)、秋田大学新学部創設準備担当教授を経て、2014年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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