出版社内容情報
十三世紀の禅の主流を形成していた「聖一派」。その貴重禅籍の影印・翻刻を、解説とともに収録。本巻責任編集―阿部泰郎・末木文美士真福寺と称名寺に所蔵される禅籍を中核として、その他の寺院・文庫などに現存する貴重写本を併せて収録、影印・翻刻に解説を付し掲載。中世禅にまったく新たな光を当てる。
十三世紀の禅の主流を形成していた「聖一派」。第4巻では、密教との関係のなかで、日本独自の禅宗のあり方を生み出してきたその教学の真相に迫る。責任編集―阿部泰郎・末木文美士。
秘経決（真福寺）／東寺印信等口決（真福寺）／灌頂秘口決（真福寺）／禅宗九根機口決（真福寺）／仏通禅師行状（真福寺） ＊＜参考＞ 十宗要道記（高野山宝亀院）
中世禅籍叢刊編集委員会［チュウセイゼンセキソウカンヘンシュウイインカイ］
目次
影印篇（秘経決 真福寺寶生院（大須観音）蔵
東寺印信等口決 真福寺寶生院（大須観音）蔵
潅頂秘口決 真福寺寶生院（大須観音）蔵
禅宗九根機口決 真福寺寶生院（大須観音）蔵
仏通禅師行状 真福寺寶生院（大須観音）蔵）
翻刻篇
解題
