内容説明
見えてきた「勝ち組」日本。メリルリンチの人気アナリストと国際経済・金融ジャーナリストが日本経済の現況を鋭く抉る。
目次
第1部 グローバルスタンダードで読む日本市場(正念場を迎える“小泉改革”;デフレよ!さようなら;新たな跳躍へ日本の大いなる挑戦;見えてきた「勝ち組」日本;起業家と市場民主化が「新生日本」を創る!)
第2部 ドメスティックスタンスで読む日本市場(昭和恐慌と平成大不況のアナロジー;進展する企業の構造改革・解消する金融不安;デフレ終息に沸騰する株式市場;日本経済の復活を象徴する「円の覚醒」;「貯蓄」から「投資」の時代への資産戦略)
著者等紹介
コール,イェスパー[コール,イェスパー][Koll,Jesper]
1986年の来日後、京都大学経済研究所研究員、東京大学教養学部社会科学研究室研究員を経て、1989年S.G.ウォーバーグ証券会社日本経済担当チーフ・エコノミストに就任。1994年J.P.モルガン(東京)調査部長、1998年タイガー・マネージメントL.L.C.日本駐在事務所マネージングディレクターを歴任し、1999年8月にメリルリンチ入社、現在、チーフジャパンアナリストの職にある。一貫して日本経済の調査に携わり、日本版ビッグバンに向けた様々な問題を審議する通産省の産業金融小委員会をはじめ、各種政府諮問委員会のメンバーを歴任。最近では、財務省の「関税・外国為替等審議会外国為替等分科会」の専門委員に任命される。2000年、2001年と日経アナリストランキングではエコノミックス部門でランクイン。1980年、レスター・B・ピアソン・カレッジ・オブ・ザ・パシフィック卒業。1986年ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)にて国際経済学修士(M.A.)を取得
上坂郁[カミサカカオル]
金融・経済ジャーナリスト。1957年、富山県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。国際金融情報誌の編集長を10年間務め、政界、財務省、経産省、日銀など官界、欧米金融界に幅広いネットワークを築く。1999年金融投資情報コンサルティング会社(株)ジャパンエコノミックパルス代表取締役副社長に就任。東洋経済アメリカ(ニューヨーク)発行の『The Oriental Economist Report』東京特派員も兼務する。執筆、講演なども精力的にこなし、経済誌『金融ビジネス』(東洋経済)への寄稿をはじめ金融・資本市場、経済・通貨政策、日米政治経済に関わる論文を多数発表
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