出版社内容情報
徳島県にはタヌキにまつわる伝説がある。有名なのは「阿波狸合戦」。今回、小松島を舞台に、金長タヌキの末裔「キンチョウくん」を主人公とする物語が生まれた。
ある日、けがをしたキンチョウくんは、そめもの店の娘もえちゃんに助けられる。恩に感じたキンチョウくんは、タヌキ仲間のタカくん・ヒメちゃんといっしょに、人間に化けて、今度はもえちゃんを応援する。なわとびが苦手なもえちゃんを、からかう男の子たちから助けようと、知恵をしぼり、習いたての術を使って奮闘する。
【目次】
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
児童文学作家。200作品を超える著作は海外でも広く読まれている。小松島市ふるさとアンバサダー
武田美穂[タケダミホ]
東京生まれ。絵本に『となりのせきのますだくん』(絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞)、『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』(絵本にっぽん賞)、『すみっこのおばけ』(日本絵本賞読者賞、けんぶち絵本の里大賞グランプリ)、『おかあさん、げんきですか。』(日本絵本賞大賞)など多数。NHKの子ども向け番組「ざわざわの森のがんこちゃん」などのキャラクターデザインも手がける。小松島市ふるさとアンバサダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
120
徳島の小松島で大切にされている金長たぬき。まさかのドローンに変身したキンチョウくんが怪我をしてしまって、助けてくれたもえちゃんに言葉が話せることをバレてしまって、どうなるのかな。親切にされてようやく動けるようになって、今まで受けた優しさに対しての感謝の気持ちが生まれる。困っている人のために、他者のためにありたい、その気持ちに触れると心がすうっと軽くなる。たぬきはいろんなものに化けられるから、その後もいろいろとあったけど、人の嫌がることをやると信頼は得られない。清らかな心の人がハッピーになれる話は心地よい。2026/05/04
遠い日
3
徳島、小松島に残る金鳥タヌキのお話が、楽しい童話になって登場。 現代っ子のもえちゃんとキンチョウくんの、友情が少しずつ確実なものになっていくようすはほほえましく、いつの間にか応援しながら読んでいました。 ケガをしたキンチョウくんを助けたもえちゃんと、そのお礼にとタヌキの友だちのタカくん、ヒメちゃんといっしょにもえちゃんを支える。ごく自然にやりとりができていく、心と心の通いあいが温かく映ります。 武田美穂さんの楽しい絵からもストレートに伝わるものがあります。2026/05/26




