夏がいく

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夏がいく

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652206324
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

舞台は、江戸時代の旅籠。優太(わたし)は12歳で跡とり息子。最近、寺子屋で出会った清吾という侍の子といっしょに、旅籠に出没すると噂される幽霊をつかまえることになった。幽霊騒動をきっかけに、優太と清吾は仲良くなるが、一方、幼馴染の小町娘おきくをめぐって、二人のあいだには葛藤も生じる。やがて、幽霊の正体が明かされるとともに、清吾、おきく、そして優太それぞれが抱える家族の秘密も明かされる。友情と、恋愛と、成長を描く、心揺さぶられる青春時代小説。

内容説明

わたしが通っている寺子屋に、清吾という侍の子が新入りした。―高慢ちきで嫌なやつ。それが第一印象だった。友だちになる日がくるなんて、想像もできなかった…。友情、恋愛、成長、そして幽霊騒動…。心揺さぶられる青春時代小説。

著者等紹介

伊多波碧[イタバミドリ]
2001年作家デビュー。絶妙な語り口と、活き活きとしたキャラクター造形に定評がある。2023年「名残の飯」シリーズ(光文社時代小説文庫)で日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞

おとないちあき[オトナイチアキ]
イラストレーターとして文芸書や児童書など幅広いジャンルで、装画・挿絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

75
江戸は旅籠の跡取息子・優太は寺子屋の腕白坊主たちから旅籠に幽霊が出ると毎日からかい三昧。ある日、清吾という侍の子が入門してくる。そこから始まる優太と清吾、幼馴染のおきくという少女の青春物語。ただの青春もの話ではなく、そこには現代にも繋がるDVや高齢者問題が描かれ、武士の社会から学問へと移り変わる時代の変遷も伺える。優太が家族以外秘密にしていた事が一つ。驚きと切なさで泣きそうになる。ラストの何と清々しい事か。児童文学にしては勿体ないような大人も楽しめる作品。夏がいくと子供たちも一歩大人に近づいてるのかな。2024/07/27

真理そら

51
旅籠の跡取り息子・優太、幼馴染のおきく、寺子屋で親しくなった侍の子・清吾の一瞬の夏の物語。この夏に3人はそれぞれ自分自身の将来への覚悟を決める。それぞれの親子の関係(おきくの場合は祖母だが)三角関係風の初恋が自然描写の美しさの中で瑞々しく描かれていて、子供向き作品だけれど大人が読んでもじゅうぶん感動できる。2025/02/05

遠い日

6
青春時代小説。友情と恋を絡ませ、少年少女の心の襞が初々しく描かれる。しかしながら、身分制度の元、彼らは随分立場や役割を弁えて、縛られているものも多く、現代の子どもたちとは別の苦労を背負っている。寺子屋仲間の優太と清吾、そこに優太の幼馴染のおきくが絡み、恋心は揺れに揺れる。武士の生き方、江戸の世情、商家の内実、認知症と思しき病にも触れ得て、なかなかリアリティーがある。幽霊騒動をきっかけに仲良くなったふたりだが、行く道は別々。早く大人にならねばならない彼らが少々不憫でもある。優太の思い出語りのひと夏が輝く。2024/06/20

DI

2
旅籠屋の跡取り息子の優太と幼馴染のおきくと寺子屋で親しくなった清吾のある夏の出来事。 三人の幼い時の恋話かと思ってどんどん読み進めていたら徐々にそれぞれの悩み事が明らかになっていく。 本当にこんなに深い話だと思ってなかったので最後にホッとする結末になっていてただただ良かった。 親からのDVに、認知症になっていく親の介護問題、後継ぎとして自分のことを殺して家を最優先すること。 現代にある社会問題をうまく炙り出して読者への問いかけが見事です。 #NetGalleyJp2024/07/23

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