出版社内容情報
孫悟空は、八百嶺獅駝嶺にやってきた。山中の洞窟には、神通力をもつ三匹の魔王がいるという。魔王たちは、たくさんの妖怪たちを従え、旅人をとらえて食っているらしい。そして、今、狙われているのは玄奘三蔵? その肉を食えば、不老長寿はまちがいないのだから・・。悟空は、一行のゆくてに立ちはだかる三魔王の正体をつきとめようと、獅駝祠の奥深くへと乗り込んでいった。そこで待っていたのは・・・。
内容説明
八百獅駝嶺の洞窟には、三匹の魔王がいるという。魔王たちは、旅人をとらえて食っているらしい。そして今、狙われているのは玄奘三蔵?その肉を食えば、不老長寿はまちがいないのだから。そのことを聞いた孫悟空は、洞窟の奥深くに乗り込んだ…。世界最強のファンタジー・アドベンチャー第15弾!!
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京に生まれる。絵本、本の挿絵などを数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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joyjoy
9
待ってました!の最新刊。今回も広瀬さんの挿画に惚れ惚れ。悟空が頼もしすぎて、ハラハラしつつも、水戸黄門を見るかのように安心して読んでいるなぁ、自分。そして、悟空がちゃんと自分を振り返るところ、釈迦牟尼如来に謝るところは謝って、そのうえで「てめえ。いいかげんにしろよ!」と啖呵を切り、そのわけも言えるところ、かっこよくって憧れる。人だけでなく妖怪もできるだけ殺したくないと策を練るなど、一巻目の暴れん坊から見違える悟空の成長、なんだか感慨深い。天竺に早く着いてほしくもあり、まだまだ旅を続けてほしくもある。2022/12/29
Aka
5
この巻が最後だと思ってた。そろそろ天竺に辿り着くかな…!?2023/12/05
kokotwin
2
終わってしまった。続きが気になる。ますます悟空は、いいやつになっていく。いろんなものがいろんなものに変身できちゃうよね。何が真実なのか見抜くのも大変2023/01/17