内容説明
三蔵法師一行は、火焔山という火の山を越えなければ、西へ進むことができない。火を消すためには、芭蕉扇という扇が必要だ。孫悟空は扇を借りるため、山の洞窟に向かうが、そこにいたのは、悟空に深い恨みをもつ者だった…。世界最強のファンタジー・アドベンチャー「西遊記」第11弾!
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京に生まれる。絵本、本の挿絵などを数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちぐ
39
斎藤洋さんの西遊記ってずっと全10巻だと思ってたら勘違いでした。まだ終わってませんね…、11巻は火焔山という火の山にさしかかる。芭蕉扇をめぐる話。羅刹女、牛魔王と悟空。この巻での悟空は随分と大人になった気がする。そして、八戒と沙悟浄との仲もかなーりいい感じではないか!天竺まではあと少しなのに、現在発行されてるのはここまで!すぐ続きが読めないのは残念だー。2016/03/26
minaseh
8
気が付いたら出ていた11巻目。わぁ、お話が全然進んでない!って位に天竺までの道程が遠い。義兄弟である牛魔王との戦いは、以前の虎力大仙の時のような後味の悪い事にならなくて良かった。悟空がだいぶ丸くなったというか精神的に成長した感じ。一人で活躍しちゃうのがちょっと残念。悟浄や八戒が活躍するところも見てみたいのだけど。2016/08/19
ビシャカナ
5
久しぶりのシリーズ続刊にして、過去を振り返る構成でもあるが、久しぶり過ぎて記憶もあいまい。それでいて内容は火焰山と牛魔王との対決という超有名所、しかしてその対決は極めて静かなもの、この題材をこう再構成するかと唸る。2017/01/29
kokotwin
2
悟空、義理堅いなぁ。手段を選ばずかと思いきや、そうじゃない。筋が通ってるんだよね。2022/07/06
オレンジにいちゃん
0
〈図書館〉2016/05/13