出版社内容情報
やんちゃな子グマのくんちゃんは,渡り鳥のまねをして南の国へゆきたいと思いました.でも,双眼鏡,麦わらぼうし,水筒など,したくがたいへん! 幼い子どもの冒険をあたたかく素朴に描きます.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
62
「もう そろそろ ふゆごもりの きせつに なったね」と、おとうさんぐまが いいました。「ほんと、こんなに さむくてはね」と、おかあさんぐまも いいました… ■やんちゃな かわいい クマの子のお話を読みました。思いついて、やってみる くんちゃん、かわいいなぁ。送り出すお父さんお母さんも 大らかで素敵だなぁ。■これ、小さい読者たちも くすくす笑ってくれそうです♪ お父さんお母さんに見守られてすくすく育つくんちゃんに、にっこりほっこりな 良いご本でした。(1961年)(→続2019/10/23
annzuhime
46
図書館本。南に向かう渡り鳥と一緒に旅に出たいくんちゃん。お父さんとお母さんはくんちゃんの旅を見守ります。旅をするなら準備が必要。何度も何度も戻ってくるくんちゃんをただ優しく見つめるお母さんくまの器の大きさよ!私もこういうふうにおおらかに子育てしなくちゃいけないなぁ。良書です。2022/02/04
ぼんくら
43
くんちゃんは、渡り鳥のまねをして南の国へゆきたいと思いました。でもおかのてっぱんまで行くたびに、双眼鏡、麦わらぼうし、水筒わとりに家に戻ってきます。だんだんつかれて来たクンちゃんはお家でちょっと一休み。あったかいベッドでどんな夢を見るのかな。冬ごもり前のくんちゃんのぼうけんでした。2015/11/28
たーちゃん
37
寒い冬、南の暖かい国に飛んでいく鳥を見てついて行こうとするくんちゃん。丘に登って行くと、お母さんに行ってきますのキスを忘れたことに気付いて家に戻ります。くんちゃんは旅に出ることは出来るかな?何度も忘れ物を取りに行くくんちゃんが可愛く、ほっこりしました。2020/01/10
gtn
35
なぜこの地域に住まい、生きているのかということを自覚させられる。2022/07/09