出版社内容情報
どこかの国のお話。イツナンダ城には6人のお姫さまが、ドコナンダ城には6人の王子さまがくらしていました。そして町の中に隠れてくらす17人の魔女たち・・・。
「名なしの魔女」が、とびきりおいしいアップルパイを作ったおかげ(?)で、お姫さまたちが解き放たれる(?)!
ハチャメチャナンセンスストーリー。
内容説明
あるところに、6人のお姫さまと6人の王子さまがおりました。お城では毎夜、舞踏会が開かれています。…はじまりはじまり。(お姫さま+王子さま)×アップルパイ÷魔法=??お姫さまも、お姫さまでない子もみーんな元気がわいてくる!二宮由紀子ワールド。
著者等紹介
二宮由紀子[ニノミヤユキコ]
1955年大阪市生まれ。童話作家。赤い鳥文学賞、日本絵本賞大賞、産経児童出版文化賞など受賞多数
たんじあきこ[タンジアキコ]
1972年広島県生まれ。イラストレーター・絵本作家。CM・アニメーションのキャラクターの仕事も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポン
16
アップルパイを食べたい市民がクーデターを起こし、お城が温泉ランドに。グダグダの魔女、笑える。絵が可愛い。2021/10/05
葉っぱかさかさ
5
さては、物語る気がないな…この作者。なんかグチャグチャなんだもの〜(ーー;)お姫さまも王子さまも必要ないんじゃないかしら?ただ、アップルパイが美味しそうかしらね♪でも、そのアップルパイさえもひつようなかったんじゃないかしら?あ〜(;^_^A やれやれな感じで(笑)2013/09/18
ほわ
3
ドコナンダ城の大食漢のお姫様たち、イツナンダ城の軟弱な王子様たち、ポンコツ魔女の皆さん…と、個性的なメンツで繰り広げられるアップルパイ騒動の結果がスパ施設に変貌するって、なかなかトリッキーなお話にえぇーーっとなりつつ読んでた。最終的にはそれぞれに似合った生活を手に入れた的な解釈でいいのかな?久しぶりに児童書読んだなー。2022/06/02
むぎ茶
2
ヘンテコなお話。でも面白かったです。たまにはこんな話を読むのもいいかもしれません。お姫様も王子様も魔女も名前が変で、結局最後まで誰が誰だか覚えられませんでした(笑)いつのまにか名無しの魔女と王子様のラブコメみたいになってるし、なんだかハチャメチャな話でした(笑)2016/10/13
Tonex
1
展開が予想不可能なヘンテコ童話。笑えた。2015/05/02