ひとりぼっちの世界一周航海記

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652077641
  • NDC分類 K290
  • Cコード C0095

内容説明

堀江謙一は1962年の“太平洋ひとりぼっち”以来、数多くの航海を重ねてきた。72年には、小型ヨットによる西回り単独無寄港世界一周を、96年には、アルミ缶リサイクル使用のソーラーボートで単独無寄港太平洋横断を、99年には、ビール樽とペットボトルのリサイクル使用のヨットで単独太平洋横断を、2002年には、“モルツ・マーメイド”3号で“太平洋ひとりぼっち”の再現を成し遂げた。そして65歳になった堀江謙一の新たなチャレンジがはじまった。2004年10月1日西宮港を出航、“サントリー・マーメイド”号で単独無寄港世界一周の航海に、今回は東回りで再チャレンジすることになった。

目次

船出(2004年10月)
赤道を越えて(11月)
ホーン岬へ(12月)
ホーン岬通過(2005年1月)
喜望峰通過(2月)
タスマニアを越えて(3月)
日本に向けて北上(4月)
東回り世界一周達成(5月・6月)

著者等紹介

西村一広[ニシムラカズヒロ]
東京商船大学(現・東京海洋大学)航海科卒業。ヨット専門誌『舵』編集部、ノース・セール社セール・デザイナーなどの職歴を経て、プロのセーラーとして独立。ジャパンカップ優勝、全日本マッチレース優勝など国内のレースだけでなく、トランスパシフィック・レース、シドニー~ホバート・レース、アドミラルズカップなどの国際外洋ヨットレースに多数参戦して好成績を収める。また、ヨットレースの最高峰といわれるアメリカズカップにも、日本代表チームのメンバーとして挑戦。現在、ヨット建造コンサルタントやセーリングスクールなどのセーリング事業一般を取り扱うコンパスコース社代表取締役社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

湖都

12
著者に興味を持ったため。本書は、2004年秋からの8ヶ月間の東回り単独無寄港世界一周の記録。電気があり、通信もでき、備蓄食糧も進化した2004年。短い日記からは、航海の辛さや怖さは生々しく伝わってこない。しかし、「ひとりぼっちで海の真ん中で飽きないのかな」「毎日何をしているのかな」といった疑問は、行間から解消される。安全で確実な航海のために、かなり忙しいと思われるのだ。ヨットだから風を読んで帆を調整しなければならない。全て1人で。でもそれが楽しくて仕方ないんだろうな。私もやってみたいな。そんな本。2022/06/06

いが栗坊主

3
読了。簡単ではない厳しい冒険航海をサラッと書いている日誌文。大海上での夜空など憧れるとこもあるけど、仮眠しか取れない日々は自分には無理やわ。すごいわ堀江さん。2018/11/24

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

0
読書会【テーマ 伝えていきたい子どもの本】 おすすめリスト (中学生)2014/04/15

みっくん

0
自分もやってみたいな~。2012/12/23

punyupunyu

0
ヨット「サントリーマーメード号」に必要な器材・食糧・飲料を積み込み、無寄港での世界一周。筆者は1962年にヨットに乗り一人で太平洋横断を成し遂げた。近年にいたるまで、3年に1回のペースで船での冒険旅行に出かけている。本編は、一日1ページあるいは一言のペースで無理せずに書かれた旅日誌。一見、淡々と毎日が過ぎていくようだが、日誌に書き込まれた気温、風速、波の高さなどから想像するに、普通なら怖いような天候も頻繁。経験豊富な著者ならではの内容ではある。2011/06/14

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