出版社内容情報
「黒ものがたり」「太郎とクロ」「アルプスの猛犬」などの名作を中心に、名犬とよばれる犬たちの物語5話をおさめます。 小学校中学年～小学校高学年
内容説明
本書には、椋鳩十の動物文学の五編が収録されています。狩人の清どんにひろわれた子犬のアカが、やがてイノシシ狩りの名犬に成長する「犬塚」。十五歳の少年三吉は、灰坊太郎と名づけた山犬の子をそだてます。野性の山犬と少年とのかたい友情を描いた「アルプスの猛犬」…。物語からは、犬と人間との友愛が深く、そして厳しくせまってきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
22
名犬の健気さが溢れる話ばかりで、それも命を賭してというのが多くて、悲しい気持ちになりました。もちろん犬のサガがそういうものだし、猟に連れて行かれる、仕事をする犬として全うするのが正しい道なのだろうけれど、なんだか犬の気持ちがあまりに純粋で。2022/10/10
おはなし会 芽ぶっく
0
27年度５年生教科書掲載（参考）2015/06/19
