内容説明
かわいくて、すごいあかちゃん生まれたよ。やまんばあさん296年前のひみつ。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京都に生まれる。児童文学作家。梅花女子大学特任教授。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空につづく神話』で産経児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学賞にえらばれる
大島妙子[オオシマタエコ]
1959年、東京都に生まれる。絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どあら
31
図書館で借りて読了。色んな生き物のスキルが身について、スーパーベビーになりつつあるね😁2021/07/31
anne@灯れ松明の火
30
新刊案内で見つけたけれど、ずっと今までのような童話だと思って、童話コーナーを探していた。蔵書検索で、「今日はあるはずなのに、おかしいな」とよーく見たら、絵本の記号!\(◎o◎)/! そうだったのか~! でも、やまんばあさん誕生秘話は、絵本がぴったりのお話で、納得。やまんばあさんは、やっぱり生まれた時からタダモノじゃなかったんだね!(笑) 終始くすくす笑いながら、読了。借りてきて読んで良かったわ。図書館で読んでたら、また怪しいおばさんになってしまったわ^^;2012/04/05
スノーマン
27
絵もインパクトあるけど、言葉のリズムもとても心地よい。皆さんの感想によるとやまんばあさんという絵本もあるんやね。読んでみたい。それにしても山の動物たちが優しいなぁ。現実の猿やクマもこんなに微笑ましかったら良いんやけど…(笑)2015/06/09
みさどん
26
この表紙の下で困っているのは、威厳あるはずのイノシシ父ちゃんなのです。赤ちゃんやまんばの手にかかると、こんなタラーッとした顔になるという。いろいろな動物が育ての親になり、その教えをぐんぐん吸収していきます。水の中で鼻息荒く魚を取る場面が迫力満点。元気百倍で何でもこなしちゃう天然やまんばのスカッとする話。早々と眠ってしまって残念。もっと大きくなるまでを知りたかったです。2016/09/02
いろ
23
富士山噴火の岩から生まれた山姥の赤ちゃんを森の動物達が育てるお話。6歳男児が図書館で貸出希望。適当チョイスかと思いきや,思いがけず,とっても気に入りハードリピート。ニコニコ顔の赤ちゃんが大勢描かれた,猪の「高い高い」場面が特にお気に入り。満面笑顔で猪の尾を掴みにハイハイする場面も好きみたい。動物達から習う以上に吸収していくパワフルな やまんばちゃん が爽快♪ 大島妙子さんの絵も表情豊かで元気いっぱい,お話にピッタリ。動物達が丁寧に描かれてあるのもいい。児童書「やまんばあさん」シリーズもいつか読みたい。2014/09/17