出版社内容情報
昔むかし海の中でうまれたいのち。いのちは時間をくぐりぬけて、今ここにある私の命につながっている。たくさんのいのち。同じいのちは一つもない。いのちはいのちを食べ、いのちに支えられている。いのちは循環する…いのちの不思議さを易しい言葉で伝える絵本。蜜蝋が溶けて染みこんだ温かい抽象画で。 小学校低学年~中学生
内容説明
いのちたのしいさびしいかなしい。絵のいのち紙のいのち本のいのちあなたのいのち。どのページもいのちの絵あなたの描くいのちの絵は?いのちの絵本。
著者等紹介
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京浅草に生まれる。本名、永孝雄。早稲田大学文学部中退。在学中にラジオ番組に投稿以来、ラジオを中心に放送、作詞、出版など、多岐にわたる仕事を続けている
坪谷令子[ツボヤレイコ]
1948年、神戸に生まれる。画家。神戸大学教育学部卒業後、神戸市立小学校に勤める。10年間の在職中、子どもの表現に惹かれ、子どものことばや絵の作品集を編む。76年、灰谷健次郎氏との自費出版詩画集『放浪序説』に銅版画抽象作品を寄せたことをきっかけに、絵を描く仕事をはじめる。77年の『せんせいけらいになれ』以来、子どもの本の世界に入る。絵本や挿画の中で子どもの躍動や心象に迫るかたわら、独自に抽象作品を描きつづけている
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