出版社内容情報
波瀾万丈、奇想天外、痛快無比! 本書は、爛熟するルネッサンスの想像力が生んだ驚嘆の一大「ベストセラー」作品であり、悲劇的でありつつもコミカルで、抒情的でありながらも勇壮な――すべての要素をまとめ上げ、当時のヨーロッパ文学を完成の極致にまで高めた――めくるめく恋と冒険の物語である。「アリオストの叙事詩は、あらゆる種類の、多様で、豊かな美に満ちており、全編をすっかり読み終えたあと、またすぐに読み返したいと思うほどだ」(ヴォルテール)。
著者等紹介
脇功[ワキイサオ]
1936年生まれ。1964年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。ブール学院大学教授を経て、同大学名誉教授(2017年逝去)。『アリオスト 狂えるオルランド』により日本翻訳文化賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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