出版社内容情報
一年生の子どもたちが、その日その日のできごと、見たこと感じたことを書きとめた中から生まれた子ども詩集。鹿島学級の記録。 小学校低学年~中学生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
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ヨシタケシンスケ氏のイラストを添えた新版を懐かしく読み、この40年前の本も手にとってみる。こんな表情をよくとらえたなぁと、数々のモノクロ写真にも感心する。鹿島先生による解説にも考えさせられる。友達が自分でできるまで待ったり、積極的に世話を焼いたりできるこども、今、どのくらいいるだろうか。大人はどうだろうか。 亡くなった家族や友達についての詩も何篇かあり、心に残る。(私自身も一年生の時に「ひとはどうしてしぬのでしょう」と、あのね日記に書いたらしい) 子どもの素直な疑問にはハッとさせられるものが多い。2025/02/01
必殺!パート仕事人
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う~ん。これ、もう今は出せない本じゃないでしょうか。子どもの感性は美しいけれど、むき出しすぎな気がします。先生に丸をしてもらえるように書く、親もそう言うというのが気になりました。ああ、となると教育学の歴史的な意味で残しておくべき本ではありますか。2023/07/28