内容説明
大人になる過程で誰もが感じるさまざまな想いを込めた、全43編の子ども向け最新詩集。
目次
1 海のような大人になる(こ・こ・から;こみちのきもち ほか)
2 ぼくだけのことば(かみさま;おしっこ ほか)
3 うれしいのに(羽虫;みつ ほか)
4 光素(エーテル)―スライド作品「光素」のために(一日;屋上 ほか)
5 それはひみつ(さかな;市場 ほか)
著者等紹介
覚和歌子[カクワカコ]
山梨県生まれ。詩集に『ゼロになるからだ』(徳間書店)『薬罐』(冨山房)、翻訳絵本『しあわせのちいさなたまご』(あすなろ書房)『ねどこどこかな?』(小学館)、エッセイ『青天白日』(晶文社)など多数。また作詞家として数百編を発表、映画『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」を作詞、シンガーとしても活躍し、ソロアルバム『青空1号』(ソニー)がある
井上よしと[イノウエヨシト]
1969年、大阪府生まれ。『恋愛の誕生』(京都大学学術出版会)CD『青空1号』(ソニー)『JAMA』(日本医師会)などの装幀をはじめ、画家、イラストレーター、デザイナーなどとして幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じょうこ
5
覚さんのアンソロジー詩集。タイトルの「海のような大人になる」は、編者によるものか、本人によるものか?同じタイトルの詩はない。いい言葉だなあと思う。収録詩は少女の心を、というか、少女の心で、うたったものが多い。そして、太古から果てない未来、さらに来世というか、死の先にあるものまでを感じさせる精神的な世界を描き出しているような感覚を受けた。その精神的な世界=海、なのかもしれない。長編詩「さかな」が好き。2024/05/07
くまおくん
4
再読ですがやはり優しくて心地よいうたでした。 表現力や発想力がとても素敵で感動しました。 特に「いのちの名前」は、ほとんどの皆さんがご存知の「千と千尋の神隠し」に使われたうたです。 言葉の一つ一つがとても温かくて涙が溢れそうになります。 2012/05/19
a
1
せつないのと、美しいのと、優しい詩があった。2019/09/01
くまおくん
1
再読ですがやはり優しくて心地よいうたでした。 表現力や発想力がとても素敵で感動しました。 特に「いのちの名前」は、ほとんどの皆さんがご存知の「千と千尋の神隠し」に使われたうたです。 言葉の一つ一つがとても温かくて涙が溢れそうになります。 2012/05/19