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出版社内容情報
「あいつが来る」と叫び,やがてキミョウな死に方をする,そんな不可解な事件が多発している。しかも調べていたルポライターまで…。
内容説明
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして装丁、挿絵、絵本などを手がけるほか、映画監督、作詩・作曲家、エッセイストなど、ジャンルをこえた多彩な活動を続ける。1974年に講談社出版文化賞、1997年に毎日デザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Matoka
19
記念すべき500冊目。星新一は小学生の頃よく読んだ記憶があるけど、今読んでも全く古臭くないところがやはりすごい!2016/08/07
d2bookdd
14
予想のできない展開で、グイグイ読ませます。ショートショート、良いですね!2023/06/18
夏目
10
星新一にはまり読む.古代の秘法の話では,予想外な落ちで驚かされた.2011/03/28
裕由
6
図書館から借りてきてものが家にあったので。星作品はいつでもスラッと読めて、引き込まれる。時代を超えていつでも楽しめますね。2020/02/29
キヌギヌ
5
面白いねえ。星新一の文章の特徴として思ったのは、ひらがなを多用しているというところ。子供が読んでも分かるようにしているつもりなのかもしれないが、それが独特の星新一の文章というものを作り出している気がする。「きさまは軽率なやつだ」とか。「きさま」をひらがなにすることで、あぁー星新一だなあ……って感じがする。大人になった今も、オチの意味がよく分からない話もあるので、それについてはまた考えたい。2022/03/22