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出版社内容情報
夜の山道を歩いていた青年はエリル星人と出会った瞬間、エリル語しか話せなくなった。表題作など17話のSFショートショート。 小学校高学年~中学生
内容説明
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末。三要素そろったショートショートの面白さ。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
11
『ありふれた手法』『凶夢など30』より▼「星新一の作品は『古く』ならないように工夫して書かれている」ということを改めて感じた。2022/03/15
ともブン
6
「ありふれた手法」「凶夢など30」から17篇を収録。現実にこんなことが起こるかもしれない、と思わされるのは恐らく主人公が平凡な人物ばかりだからだろう。極端に悪人でも善人でもなく、金持ちでも貧乏でもない。賢人でも愚人でもない。びっくりするような結末の話は今回少なめ。印象に残ったのは「レラン王」。事実は小説よりも奇なりというけどこの世界は誰かの脈絡もない夢そのものなのかも。感染症や戦争や凶悪犯罪など、それらが幻だったなら、と余韻が残った。2022/11/23
lovemys
6
弟くん(小4)が夢中になって読んでます。こちらはソフトな感じ。オチを読んだ時に感じる爽快さが癖になる。読み続けよう。2021/03/25
くらげ@
6
(☆☆☆)ショート・ショートだけでこんなにもたくさんの話を書けるのがすごいですよね。そして読んでいて全く飽きません。まだまだ読んでいない本がたくさんあるので少しずつ楽しみたいと思います。2013/02/06
kyonkyon
3
20年以上前の本であるのに、全然色褪せていませんね。最後に大どんでん返しがあるというのではなく、なんか優しさを感じてしまうのですよね。和田誠さんのイラストのせいかもしれませんが…。2024/07/08