出版社内容情報
家出犬タマテバコがひろわれたのは、父と娘の二人暮らしのおかしな家。犬が見た15年間のその家での生活とは……。 小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまおくん
5
温かくて安心でき、良い意味で眠くなります。旦那の実家のナナちゃんに会いたくなりました。2013/08/13
まりこ
3
あかりとあかりの“とうさん”と3人暮らしの老犬タマテバコが子犬時代を回想する。食べそこねたハムのこと、初恋の男の子のこと、あかりのこと、とうさんのこと。実に察しのよいタマテバコ。タマテバコの心根の優しさに胸が熱くなる。肌にあう物語というものがあるとしたら、本書は、どこまでが物語でどこからが私なのか分からなくなるほど、私によく馴染んだ。タマテバコの目に映る父娘の暮らしは、ささやかで可笑しくて誠実で幸福だ。一体どこで泣くの?と思われるだろうな、と思いながらポロポロと涙を落とすのだった。小学中学年から。2013/10/13
OHAGI
0
好き。でも、もやもやする。事故とはいえ、2代目さんのせいでタマテバコは死んだわけで…。2016/02/24
東山 春
0
とても、とても優しいお話だった。2015/01/09