内容説明
日曜日の朝は、いつもとちがう。ぼくのへやのまどをあけ、ふしぎなだれかが、やってくる。さて、きょうはナマケモノそれともアリクイ…。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学賞新人賞を受賞。1991年路傍の石幼少年文学賞受賞
武田美穂[タケダミホ]
1959年東京に生まれる。『となりのせきのますだくん』(ポプラ社)で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。ほかに、『すみっこのおばけ』(日本絵本賞・読者賞/けんぶち絵本賞・グランプリ、ポプラ社)などもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
11
「はたらきもののナマケモノ」シリーズ2。日曜日毎にぼくの部屋に、ベネズエラからやってくるナマケモノのオクパードさんと、オオアリクイのドミンゴさん。かわりばんこにやってきては彼らなりの楽しみ方をして帰って行く。繰り返される日曜日の秘かな楽しみのうちに、ドミンゴさんの恋があったり、オクパードさんのこだわりがあったり。ぼくに、新しいベネズエラの友だちができてしまったり。いろいろあって、楽しいな。2017/02/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
小学校4年生ブックトーク テーマ【夏季休業中に読む本~様々なジャンルから~】本をじっくり読むのが苦手な子が多いので、 みんなの好きなオバケなどの本を中心に紹介しました。また、国語科単元で『詩』『短歌・俳句』や科学的な本、支援学級合同なので 好きな恐竜の本なども用意しました。2019/07/18
みーまりぽん
9
はたらきもののナマケモノ:オクパードとオオアリクイのドミンゴが日曜日ごとにやってくる。 設定の説明のないところが良いよね、児童書は。四の五の言わない。 ・・・ってか、PART2なのか、これ。。 2014/10/12
頼ちゃん
7
武田美穂さんの絵がとてもかわいい。2021/02/15
さすらいのアリクイ
6
日曜日の朝、自分の家にナマケモノとアリクイが交互に来るようになった少年のお話。このナマケモノとアリクイは野球のチームに入っていて野球をしていること、アリクイの方は威嚇時に身体が一瞬だけ大きくなるときを狙って海外から日本に来ている(身体が大きくなったときにジャンプしたら移動が楽という説明)こと、アリクイが動物園のメスのアリクイに恋をして…など不思議な話の数々。家にやってくる二匹に毎回付き合う少年、物好きなのかも知れないなと。子供向けの軽い感じの話ではありますが、こういう軽い感じの話もたまに読むと楽しい。2019/11/06
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