斉藤洋の西遊記シリーズ<br> 西遊記〈4〉仙の巻

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斉藤洋の西遊記シリーズ
西遊記〈4〉仙の巻

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784652011522
  • NDC分類 K923
  • Cコード C8397

内容説明

玄奘三蔵と弟子の孫悟空、猪八戒、さらには三番目の弟子となった沙悟浄も加わって、天竺へ向かう旅はつづく。一行がやって来たのは、五荘観という道教の寺院。その庭には、人参果と呼ばれる不思議な木があって、食べると、寿命がのびるというのだが…。この木をめぐって、孫悟空がまたしても大騒動を巻き起こす。世界最強のファンタジー・アドベンチャー「西遊記」第4弾。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1955年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞

広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京に生まれる。絵本、本の挿絵などを数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちぐ

39
人参果という果物をめぐっての話が4巻をほぼ占めている。悟空がお師匠様を思うが故に起こす行動、諭すような言葉に深い愛情と逞しさなどを感じ取ることが出来て、悟空のような考えに至らぬであろう自分の上っ面だけで生きていることが恥ずかしくなる。義理難くて賢く、信念を貫いてく悟空がとにかくカッコいいのに、ここから先に巻き起こるのは悟空の破門騒動、、、切なく歯痒い場面が続くのだ…。猪八戒への印象が非常に悪くなるところでもある。2016/02/28

七色一味

18
読破。★★★☆ほぼほぼ1巻五壮観、人参果にまつわるお話。相変わらず観音様とは反りが合わない悟空。その観音様の助力があってなんとか問題は解決したものの、話の流れが微妙におかしな感じに。そして白虎嶺での破門騒ぎ(ネタバレ!)。そりゃぁまぁ、確かに悟空はクチが悪いが、猪八戒は何がしたい?食べることと女のことしか、その頭の中にはないのか?と、イラつきながら次巻に続く。えぇ?続くのかよ!2023/02/22

まるりー

12
今までで最強の敵(?)現る!!って感じかな?赤ちゃんの形をした果物:人参果ってちょっとやだな~。師弟愛の場面、悟空を想う三蔵、清風・明月を想う鎮元子に絆を感じました。ただ、その後のお話で、こうもあっさり八戒の言うことを信じてしまう三蔵法師さま・・・・修行が足りません。2015/06/09

ちょび

11
観音菩薩はいざという時に助けてくれますね。でも最後は八戒にイライラさせられた…悟空がかわいそ過ぎる!!早く次の巻読まなくては…。2014/11/04

クロタロ

5
孫悟空が飛び回って活躍。一方で猪八戒はだんだん嫌な感じのキャラになってきたな。悟空の破門のきっかけにもなってるし。三蔵さんもなんで八戒の方を信じちゃうかなぁ。悟空がんばれ!ちなみにアニメでは猪八戒がお気に入りキャラだったんでイメージのギャップにあぜん2020/06/02

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