出版社内容情報
夢と現実の間にあるだんだら山に住むバク博士は夢研究家。恐い夢、悪い夢、みょうちくりんな夢の謎ときをうけおいます。 小学校高学年~中学生
内容説明
わるい夢、こわい夢、みょうちきりんな夢 あなたの夢の悩みはこのバク博士におまかせあれ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
33
大好きな富安さん、今回はどんな世界へ誘って下さるのかと読んでみました。期待通り月の最終日に相応しい優しい気持ちになれる1冊でした。夢の森で出会った姉妹の娘さん 実は隣のお婆さん姉妹・・・ 大切な方から頂いた指輪。ジャングルで戦争中 行方不明になった婚約者だった人を きっと帰って来ると待っていた話には悲しみがこみ上げて来ました。バグ博士が晃に言った「おまえは大人になるために生きとるんじゃない。大切なのは一瞬一瞬を確かに本物だとわかるように、しっかりと一生懸命、生きることなんじゃ」この言葉が胸に沁みました。2018/03/31
おはなし会 芽ぶっく
11
小学校4年生ブックトーク テーマ【夏季休業中に読む本~様々なジャンルから~】本をじっくり読むのが苦手な子が多いので、 みんなの好きなオバケなどの本を中心に紹介しました。また、国語科単元で『詩』『短歌・俳句』や科学的な本、支援学級合同なので 好きな恐竜の本なども用意しました。おおきなポケットしか用意できず、今回は見送りました。2019/07/18
頼ちゃん
6
富安さんらしい不思議なお話。絵もぴったり。夢のような現実のような、あの感じ、よくわかります。2015/08/18
さくらもち
6
夢と現実の国のまん中にあるだんだら山に住むバク博士は、偉大な夢研究家。バク博士と知りあったあきらは、博士のもとにくる奇妙な夢相談を一緒にうけたり、夢の森から抜け出せなくなってしまったり…。夢のような現実や、現実のような夢の中で、あきらは本当のことをみつけようとする。 ちょっぴりこわくて、わくわくする不思議なお話。小学校高学年くらいから。高谷まちこさんの挿絵が物語にとても合っていて、静かですこし不気味な雰囲気を出しているのがまた良い。2011/10/05
紅花
5
小4娘一人読み。娘が大好きな富安陽子さん。娘を引きつけるすさまじい引力。途中で話しかけても「今いいところ」と無視された、と言うより怒られた。1日で読み終わった。2015/01/06