感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
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            戦時中に孤児院に入らざるを得なくなった著者の自叙伝。頼る人も守ってくれる人もない中で、二人の大人がさしたる他意なく与えてくれた甘味と歌が著者を支え続けることとなった。たとえ泥にまみれても、泥の中には美しいもの、尊いものが潜んでいる。それに気づける感受性の有無が人の行き先を分つのでしょう。もとい、泥に汚れたものがあってもその汚れを落として磨く手間暇を惜しまない人が、自分の心も清く保つことができるのだろうと思わされました。裏表紙にある「作者の鮮烈な体験を反芻し刻んでついに実を結んだ”人生案内”的ロマン」とい↓2025/10/26
          
        みんみん
2
          
            作者が、夫の友人のお父様というご縁で、借りましたが、戦争や、孤独という酷すぎる現実の中で、こんなにも希望や、美しいものに対するあこがれを失わない強さと、ユーモアを持ち続けることが、今の私の希望になりました。 たった菓子パン2個、音楽の持つパワーと、人間の強さ、弱さを改めて、考えます。2018/05/24
          
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            - 和書
 
 - 円空とキリスト教
 


              
              
              
              

