ホロコーストの子どもたち―死の影で遊んだ

ホロコーストの子どもたち―死の影で遊んだ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784651930152
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0098

内容説明

大虐殺(ホロコースト)―それでも子どもたちは遊んだ。第二次大戦中ナチスによって殺されたユダヤ人は六百万人、その内の百五十万人が子どもだった。幼い命たちはあの時代をいかに生き、遊び、苦しみ、短い一生を駆けぬけたか…本書は、子どもの目と魂の側からホロコーストの知られざる断面をえぐり出す。

目次

プロローグ 「向こうにも学校や運動場はあるの、パパ?」
1 ホロコーストの子ども―「この子たちの声をだれも永久に忘れない」
2 遊びと共同体―「傷には痛み止め、街は笑った!」
3 遊びと子どもたち―「どこか遠くで子どもたちはぐっすり眠る―」
4 遊びと人間の精神―「すべてのダンスが抑圧者への異義申し立てである」
5 死ぬ前に遊んだ―「だがこの子たちは遊んじゃいない―ただそのふりをしているだけだ」
エピローグ 「わが子のために説明の義務がある」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルナティック

2
死と隣り合わせの子どもたちが遊んでいる、遊ぶことを欲している・・・。ゲットーや中継収容所で、大人たちが子供のための運動場&公園を造ることになぜ必死になったのか?それにどのような意味があるのか?生と死、だけではなく人間として生き残るのではなく生きるために、人間として生きていくために「遊び」というものは、どれだけの意味を持つのか?平和な時とは異なる時代の遊びを考えさせられる一冊。難しいが、価値ある一冊。読んでよかった。2011/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3219800
  • ご注意事項

最近チェックした商品