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内容説明
大虐殺(ホロコースト)―それでも子どもたちは遊んだ。第二次大戦中ナチスによって殺されたユダヤ人は六百万人、その内の百五十万人が子どもだった。幼い命たちはあの時代をいかに生き、遊び、苦しみ、短い一生を駆けぬけたか…本書は、子どもの目と魂の側からホロコーストの知られざる断面をえぐり出す。
目次
プロローグ 「向こうにも学校や運動場はあるの、パパ?」
1 ホロコーストの子ども―「この子たちの声をだれも永久に忘れない」
2 遊びと共同体―「傷には痛み止め、街は笑った!」
3 遊びと子どもたち―「どこか遠くで子どもたちはぐっすり眠る―」
4 遊びと人間の精神―「すべてのダンスが抑圧者への異義申し立てである」
5 死ぬ前に遊んだ―「だがこの子たちは遊んじゃいない―ただそのふりをしているだけだ」
エピローグ 「わが子のために説明の義務がある」