目次
ヘーゲル宗教哲学解釈論争から学派の分裂へ
第1部(ヘーゲル批判の思想圏―シェリング、バウァー、フォイエルバッハと疎外論;シェリングとフォイエルバッハ―ヘーゲル批判の位相、あるいは分岐;倫理的ミニマムとしての幸福主義―フォイエルバッハ晩期思想の意味)
第2部(M・シュティルナーにおける唯一者と連合の構想―青年ヘーゲル派批判とその意義;L・フォイエルバッハの思想的転回とシュティルナー)
第3部(“哲学”の解体、現場としての知―マルクスの反哲学;『経哲草稿』と『精神現象学』―ヘーゲル批判を問い返す、あるいは疎外論の交錯;もうひとつの『ドイツ・イデオロギー』―「聖マックス」とシュティルナー‐フォイエルバッハ)
ヘーゲル左派が問いかけるもの
著者等紹介
滝口清栄[タキグチキヨエイ]
1952年栃木県生まれ。1975年東北大学文学部哲学科(倫理学)卒業。1984年法政大学大学院人文科学研究科(哲学)博士課程単位取得退学。2007年学位「博士(文学)東北大学」取得。現在、法政大学、専修大学、駒澤大学講師(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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