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内容説明
2019年12月31日―。中国・武漢で「謎の肺炎」の流行が明らかになり、事態が動き出した。本紙の報道もこの瞬間から始まった。日々の記事、論説、連載、提言に加え、専門記者らが書き下ろした論考・解説80編を収容。詳細な時系列表と充実の用語索引で世界的大流行のここまでがわかる。
目次
第1章 初動(2019年12月~2020年2月)
第2章 パンデミック(2~3月)
第3章 緊急事態宣言(3月末~5月)
第4章 新しい生活様式(4月末~6月)
第5章 提言(6月)
第6章 第2波(7~8月)
第7章 危機下の政権発足(9~10月)
第8章 第3波(10月~)
第9章 経済
第10章 コロナ禍が変えたもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
5
過去の読売新聞のコロナウイルスの記事をまとめた1冊。 基本的に良書だと思うのだが、気になったのは、コロナの初動で中国やWHOが上手く動かなかったのではないかとの指摘。 それを言うならば、読売も当初は「正しく怖がり、経済を維持するために、過剰な謹慎は禁物だ」と書いていた。その後の展開を見れば、謹慎生活が過剰な心配かどうかは、明らか。 とは言え、1年以上前の新聞報道を覚えているのは難しく、そういう意味で、今、過去の報道を振り返る意味は大きいと思う。客観的な視点で、過去の報道を振り返るきっかけを与えてくれる本。2021/08/27
tokkun1002
5
2021年。このように新聞記事を辿れば何が起きていたのか時系列に把握できる。これはこれで貴重で重要。2021/07/20
アーク
1
近年希に見る世界を巻き込んだ大騒動となったコロナウィルス感染症について、時系列毎に何が起こったかよく分かるという意味で将来役に立ちそうな一冊。僕は新聞を読まなくなって久しいけれど、日次の出来事をここまで詳しく知らせてくれるのって貴重な存在だな。それにしてもコロナウィルスって未だに収束の目処が立たないし、それどころか感染拡大する一方で次に海外旅行できるのはいつになるんだろう。2021/08/10