出版社内容情報
日本人の行楽地として人気が高い温泉は、鉄道網の発展により集客数を増やし、大きな変化を遂げた。都市からの観光客を誘致する競争のなか、各地の温泉のユニークさも形作られていく。箱根・塩原・草津・別府など全国の温泉を取り上げ、遊覧地化をめざす鉄道敷設や国策との関係に迫り、湯治がレジャーへと変化する社会の動きとともに解明する。
【目次】
幕末の坂本龍馬と温泉―プロローグ
鉄道による遊覧の始まりと温泉
鉄道による遊覧と温泉
交通難路の療養温泉と浴客
鉄道網の整備と温泉地
長距離急行鉄道と人々の休日
温泉地への遊覧と鉄道
温泉の遊覧地化と鉄道網
スキー・スケートブームから温泉報国へ
温泉地遊覧とスキー・スケート
国立公園と温泉
温泉への遊覧から温泉報国へ
戦後における温泉地遊覧の再開
敗戦後の観光振興と温泉
人々の温泉地遊覧の時代へ
湯治場という原点へ―エピローグ
あとがき
参考文献



