出版社内容情報
借金のかたに身を売られ、堀や塀で囲まれた遊廓の劣悪な環境下で働かされた遊女たち。この非人道的な仕組みはいつ、どのように生まれたのか。遊廓の登場以前、性売買だけでなく芸能や宿泊業などを自立的・主体的に担っていた中世の遊女たちにアプローチ。彼女らをとりまく環境を長期的に捉え、遊廓の形成に至る過程を社会の変容とともに描く。
【目次】
中世から遊廓を考える―プロローグ
中世遊女の仕事風景
性売買の登場
遊女の宿屋
歌う遊女たち
遊女の性売買
遊女と貴族
中世遊女をとりまく人びと
遊女の仲間たち
遊女の従者
遊女の婚姻と家族
性売買の主軸化
芸能から性売買へ
遊女をめぐるまなざしの変容
客の変容
遊女屋経営者の変容
経営権の喪失
人身売買の開始
遊女屋集団の登場
遊廓の形成
遊女屋の隔離
遊女屋集団の動向
二分される女性たち
遊廓の形成を考える
近世・近代遊廓への展望―エピローグ
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