平安時代辞書論考―辞書と材料

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平安時代辞書論考―辞書と材料

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642085281
  • NDC分類 813
  • Cコード C3091

出版社内容情報

『新撰字鏡』『倭名類聚抄』等から、辞書が成立するための材料との関係性を追究。辞書全体の仕組みと性格を押さえ、特徴を捉える。文学・歴史研究において、古辞書は語彙をさぐる重要な役割を果たしてきた。平安時代成立の『新撰字鏡』『倭名類聚抄』『類聚名義抄』を中心に、辞書が成立するための、材料となる先行の辞書類等との関係性を追究。辞書全体の仕組みと性格を押さえつつ、書写される度に変化し続けるその特徴を捉える。古辞書を体系的に把握し、その本質に迫る意欲作。

はじめに/概論(古辞書を使うということ〈『源氏物語』の形容詞/古辞書利用の問題点/『竹取物語』の「よ」/『古今和歌集』の「ほのかに」/『今昔物語集』の「繚」〉/平安時代の辞書についての覚書〈平安時代の辞書/辞書の日本化/古辞書の研究/古辞書を使う/今後の課題〉)/各論(古辞書と和訓―『新撰字鏡』〈臨時雑要字〉 〈問題提起/古辞書と和訓/『新撰字鏡』と材料/『新撰字鏡』と不統一/臨時雑要字〉/『倭名類聚抄』の和訓―和訓のない項目〈辞書と類書/古辞書の和訓/古辞書と本文主義/『倭名類聚抄』の項目の作られ方/和訓の典拠/和訓のない項目〉以下細目略/図書寮本『類聚名義抄』片仮名和訓の出典標示法/辞書と材料―和訓の収集)/解題・凡例(平安時代辞書解題/図書寮本『類聚名義抄』凡例)/参考文献一覧

大槻 信[オオツキ マコト]
著・文・その他

内容説明

文学・歴史研究において、古辞書は語彙をさぐる重要な役割を果たしてきた。平安時代成立の『新撰字鏡』『倭名類聚抄』『類聚名義抄』を中心に、辞書が成立するための、材料となる先行の辞書類等との関係性を追究。辞書全体の仕組みと性格を押さえつつ、書写される度に変化し続けるその特徴を捉える。古辞書を体系的に把握し、その本質に迫る意欲作。

目次

第1部 概論(古辞書を使うということ;平安時代の辞書についての覚書)
第2部 各論(古辞書と和訓―『新撰字鏡』“臨時雑要字”;『倭名類聚抄』の和訓―和訓のない項目;図書寮本『類聚名義抄』片仮名和訓の出典標示法;辞書と材料―和訓の収集)
第3部 解題・凡例(平安時代辞書解題;図書寮本『類聚名義抄』凡例)

著者等紹介

大槻信[オオツキマコト]
1968年京都市に生まれる。1997年京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。現在、京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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