古文書の語る地方史

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642080439
  • NDC分類 210.02
  • Cコード C1021

内容説明

一点の古文書をもとに村や町、地域の歴史を語る。村方文書をはじめ、武将の書状、日記や棟札など多様な古文書や史料を新たな視点で読み直す。史料整理法の紹介、大きな史料写真で古文書講座等のテキストに最適。

目次

第1章 近世初期史料を語る(関ヶ原合戦前夜の北陸と前田利長―慶長五年九月五日付前田利長書状)
第2章 歴史の記憶と記録(近世の棟札にみられる中世の記憶―武蔵国埼玉郡鷲宮社の修造をめぐって;中院家の墓所探し―戦国期に加賀で没した公家の記憶 ほか)
第3章 地方史の新視点(龕を担ぐ人々―京都岩倉、大雲寺の力者;温泉と美人局―信州浅間温泉にみる入湯行動 ほか)
第4章 幕末維新史料を読み直す(木曽からの手紙―夜明け前、相州の海;幕末期の組合村請書と惣代層の位相―武州多摩郡木曽村寄場組合の請書から ほか)
第5章 史料整理の技法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mimm

1
一点の古文書から、地方の歴史、町村の歴史を語るコンセプトで編まれた一冊。 武士もいいけど、一般人の生活の垣間見られる項目が、一段と興味深かったです。 特に巻き込まれちゃった美人局や、コレラの流行の日記とか。 戊辰戦争下の殺害事件も緊迫感があって面白かったです。 素の文章を読めるようになりたいなーと思いつつも、清書の漢字文で参っている私には、まだまだ遠い憧れです…残念。2013/07/22

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