鉄砲伝来の日本史―火縄銃からライフル銃まで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642079808
  • NDC分類 559.1
  • Cコード C1021

内容説明

種子島への鉄砲伝来から幕末維新まで、独自の発達を遂げた鉄砲は、日本に何をもたらしたのか。砲術師の活躍、鍛冶職人の技術、欧米の新たな軍事技術移入など、鉄砲の変遷を辿り、その歴史的意義に迫る。コラムも充実。

目次

1 鉄炮の受容と技術の定着(鉄炮伝来の実像;鉄炮の伝播と遍歴の炮術師;堺鉄炮鍛冶と紀州;国友鉄炮鍛冶の組織と国友村)
2 幕末動乱と軍事技術の革新(幕末の軍事改革と施条砲―米国製ライフルカノンについて;武器商人スネル兄弟と戊辰戦争;撃針銃と近代国家の成立;明治陸軍の制式小銃と戦傷者の治療―西南戦争を中心として)

著者等紹介

宇田川武久[ウダガワタケヒサ]
1943年東京都に生まれる。1974年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

転天堂

0
種子島の鉄砲伝来が種子島氏の顕彰由来であまり信頼性の高い話でないことに驚いた。そして鉄砲による狩猟が修験道(?)などとの習合により、「お釈迦様は説法の時に鉄砲で静まらせた」などという伝承ができていった話も面白かった。幕末の「死の商人」スネル兄弟の再評価も興味深い。2023/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/138230
  • ご注意事項

最近チェックした商品