直木孝次郎古代を語る
直木孝次郎 古代を語る〈10〉古代難波とその周辺

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642078917
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C1321

内容説明

古代史上、重要な位置を占めた難波。水運・海運の扇の要として発展、大阪平野の治水や、屯倉の設置に成功、東アジアへの窓口として栄え、大伴・物部・蘇我などの抗争をへて、難波遷都・大化改新へ至る過程を糺明する。

目次

序章 難波古代史の諸問題
1 古代国家と難波(大阪―日本最古の都市;難波と政治と文化)
2 古代王権と豪族(近畿西部の諸豪族―文献からみた;大和王権の西方への発展;古代の淡路と大和朝廷)
3 古代難波の諸相(東アジア世界への門・大阪;難波の屯倉;難波宮と木簡;摂津国荒田郡と神戸市荒田町―神戸市出土の円面硯銘)

著者等紹介

直木孝次郎[ナオキコウジロウ]
1919年兵庫県に生まれる。1943年京都帝国大学文学部国史学科卒業。大阪市立大学教授、岡山大学教授、相愛大学教授、甲子園短期大学教授を経て、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くまきん

1
「Hold me tight 大阪ベイブルース 河はいくつもこの街流れ 恋や夢のかけら みんな海に流してく(上田正樹 悲しい色やね)」この歌詞がいみじくも大阪という土地の本質を極めて簡潔に示してくれている。住吉津、そして難波津。海から川への中継地。これを抜きにして大阪の古代史は語れぬだろう。で、何が言いたいのかと言うととても勉強になりました(笑)。2016/06/10

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