- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
初恋未経験の小学5年生・静枝は、神社の境内でマコマという不思議な少年に出会う。マコマの姿は静枝にしか見えないけれど、和歌をヒントにつぎつぎと事件を解決していく。静枝はそんなマコマが気になって…万葉集ラブ・ミステリー「千年」シリーズ第1巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
13
《私‐図書館》平安時代の真駒と現代に生きる静枝の話。和歌をもとに現代の悩みを考える。続編あるらしい探してみようかな。2011/05/21
ハッピーハートの樹
11
何かを伝えるとき、言葉が少なければ少ないほど、時間をかけてしっかり精査します。本当に伝えたいことだけを言葉にするからね。普段のコミュニケーションには、そんなに時間をかけていられないけれど。僕も1000年後の人に伝えるつもりで、何か作ってみようかな。/現代のシチュエーションに重ね合わせると、心の動きも想像しやすいです。日本語の美しさを勉強するのに万葉集は欠かせません。小学生の頃に読んでいたら、もっと国語に興味を持っていたかな。英語も覚えたら役に立つだろうけれど、自分の子供には日本語から勉強して欲しいですね。2017/04/10
花宴
9
単なるファンタジーかと思っていたのですが、日常の謎を解いていくミステリーがメインです。しかも、千年前の少年マコマが話を聞いただけで謎を解いていきます。少年が現れる神社が言霊を祀っているということで、万葉集の歌がいくつも出てきて歌の勉強にもなりました♪2017/05/08
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
6
万葉集=昔の人が詠んだ歌集、というイメージだけしかなかったけど、この本を読んでそのイメージが変わった。今も昔も好きな人を恋しく想う気持ちは変わりはないし、短歌のリズムが私たちに語呂よく聞こえ、意外と馴染んでいるんだな~と身近に感じた。それにしても万葉集と安楽椅子探偵・・。すごいコラボだ。★★★★2009/04/09
michi
5
自分に小学生の娘がいたらぜひ読ませてあげたい作品。沢村さんの本が読みたくて、小中学生向けの本にまで手をだしてしまった・・。おばさんにはもうこそばゆいけど、万葉集入門にいいと思います。2009/06/29