20世紀日本の歴史学

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20世紀日本の歴史学

  • 永原 慶二【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 吉川弘文館(2003/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 362,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642077972
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1021

出版社内容情報

おかげさまで4刷出来!
主な書評
赤旗 2003.8.15~17 問われる日本の歴史学「歴史学者永原慶二さんに聞く」
赤旗 2003.7.7 評者:佐藤和彦氏(歴史学研究会会員)
東京(中日)新聞 2003.5.11 読書


激動の20世紀、日本の歴史学は、何を問い、何をとらえ、自国と世界の歴史認識にどのような役割を果たしてきたか。世界史の転換が大きく進む今日、歴史学の責任はますます重く、研究者は自分のえらんだ小さな「専門」にだけとじ込もっているわけにはゆかない。長い学問体験をふまえた著者が、日本の歴史学のあり方を鋭く問い直す。全編書下ろし!

〈主な目次〉はじめに―史学史への視角―/Ⅰ=近代歴史学の成立(明治維新と日本史学/文明史・啓蒙主義歴史学の展開/近代実証主義歴史学の誕生/「欧米的近代への可能性」を歴史に探る/固有文化と社会・民衆の発見/大正・昭和期の都市史・文化史/社会構造と変革の視点/風圧強まるなかでの実証研究/戦争と超国家主義歴史観)/Ⅱ=現代歴史学の展開(「戦後歴史学」の発想/マルクス歴史学への批判のなかから/高度経済成長と日本史学の転換/「近代」への批判と社会史研究/歴史の全体的把握を目指して/近・現代史を見る目の変化/研究体制の拡充と史・資料の調査・整備)/近現代日本史学史年表…今井 修編

内容説明

激動の20世紀、日本の歴史学は何を問い、何をとらえ、自国と世界の歴史認識にどのような役割を果たしてきたのか。世界史の転換が進む現代、日本の歴史学のあり方と今日の課題を鋭く問い直す。

目次

1 近代歴史学の成立(明治維新と日本史学;文明史・啓蒙主義歴史学の展開;近代実証主義歴史学の誕生;「欧米的近代への可能性」を歴史に探る;固有文化と社会・民衆の発見 ほか)
2 現代歴史学の展開(「戦後歴史学」の発想;マルクス歴史学への批判のなかから;高度経済成長と日本史学の転換;「近代」への批判と社会史研究;歴史の全体的把握を目指して ほか)

著者等紹介

永原慶二[ナガハラケイジ]
1922年中国大連市に生れ、三カ月後、東京に移り育つ。1944年東京大学文学部国史学科卒業。東京大学史料編纂所員、一橋大学教授、和光大学教授、日本福祉大学客員教授を経て現在、一橋大学名誉教授、和光大学名誉教授、経済学博士。この間、歴史学研究会委員長、日本学術会議会員、文化財保護審議会専門委員などを歴任
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

3
戦後歴史学の立場から見た日本史学史の概説書。タイトルは20世紀となっているが、実際には明治初年から1990年代物までを扱っている。事実の羅列ではなく、はっきりと著者の歴史観を打ち出す方針で執筆されており、網野善彦批判をはじめ、随所に史的唯物論の色が出ている。それなりに歴史観が強いため、好き嫌い別れる所ではあると思うが、日本史学史を一通り把握しようとする上では、押さえるところを押さえている印象。2022/02/16

hyena_no_papa

3
「日本の近現代の史学史」の本。吉川弘文館の〝研究史シリーズ〟は数冊読んだが、本書は史学の研究史の本。印象箇所を拾えばきりがない。巻末数十頁にわたる「近現代日本史学史年表」を開けばこの本の凄まじさが知れる。人名索引は460名を列記。対象となる歴史区分は古代から始まり中世も濃い。内容を評する立場にないが、敢えて言えば全面的に信奉するのも如何。例えば久米邦武事件にかかる記述については大いに是認するも、久米邦武自身の古代史論には疑問もある。終盤工具書について述べるがこの本自身が工具書なのかも。久々に大感銘の本!2021/11/24

T

3
日本歴史学の史学史を概観できる名著。 やや粗い叙述もあるが、代わりとなる本はない。2019/08/29

RKG

3
永原先生、熱いぜ。2018/02/23

湯豆腐

1
膨大な史学史の流れを一冊にまとめ上げた労作。著者自身が戦後歴史学の大家でいわゆる左翼的なところがあるのでどうしてもそのイデオロギーが反映されているところはある。言語論的転回や80年代のポストモダン思想の影響についても触れられていたらなお良かった。2016/05/06

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