内容説明
熊本県江田船山古墳出土の銀象嵌銘大刀は、文献史料の乏しい日本古代史を窺い知る最も貴重な資料の一つである。東京国立博物館では保存と公開に万全を期すため、平成三年度に保存修理および銘文・文様の総合的調査を行った。修理の経緯と考古学・文献史学・自然科学の調査報告を、新発見の文様や75文字の銘文の鮮明なカラー写真とともに収録する。
目次
1 経緯
2 保存処理
3 象嵌の観察
4 銘文の釈読
5 科学的調査
6 まとめ
熊本県江田船山古墳出土の銀象嵌銘大刀は、文献史料の乏しい日本古代史を窺い知る最も貴重な資料の一つである。東京国立博物館では保存と公開に万全を期すため、平成三年度に保存修理および銘文・文様の総合的調査を行った。修理の経緯と考古学・文献史学・自然科学の調査報告を、新発見の文様や75文字の銘文の鮮明なカラー写真とともに収録する。
1 経緯
2 保存処理
3 象嵌の観察
4 銘文の釈読
5 科学的調査
6 まとめ